イモ夫が早期退職してから、我が家は家事を折半している。奇数日はばな子担当、偶数日はイモ夫担当で、3食を調達する決まり。
最初は
「料理できない」
の一点張りで、家事折半に大反対だったイモ夫だが、そこはばな子も譲らず。
大げんかも覚悟で
「主婦だって、早期退職したいっ！」
と声を大にして主張し、仕方なくイモ夫が折れた感じで見切り発車。
すったもんだで始まった家事折半生活だが、2年続いている。
2年も経てば、イモ夫の料理のレパートリーも徐々に増えて。最近は、ネットで検索して今日の夕飯のメニューを決めている。私は絶対に口出ししないし、批判もしない。すべてお任せ。
ある日。
「人参は皮を剥くのが面倒だよ」と文句たれてる彼にピーラーを渡したら
「！」
「すげー！」
「文明の力じゃん」
と、大はしゃぎ。
そーいや、レンチンで野菜をボイルできることを知った時も、感嘆符だらけだったなぁ。
「そうだろ？そうだろ？便利だろ？」
そう、話ができるのも、家事折半したからで。
今じゃ、底値的チェックはイモ夫のほうが得意。「家事が苦手」じゃなく、面倒だっただけなんだよね。だけど、やってみたら、結構面白いこともあることに気づいたようで。
私は楽できるし。Win-Winだな（笑）
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