【SNSで話題】竣工前タワマンが転売!?「パークシティ小岩 ザ タワー」が東急リバブルに掲載されていた

ハコモノ


こんにちは、ばな子です。
今日は、SNSでちょっとした話題になっていた“タワマン転売”のお話をシェアします。

今回話題になっていたのは、江戸川区に建設中のタワーマンション「パークシティ小岩 ザ タワー」。
実はこの物件、2027年1月下旬の竣工予定。まだ竣工前(完成前)にもかかわらず、なんと東急リバブルのサイトに掲載されていた模様です。

え、まだ…完成してないのに!?

SNSでも「どういうこと?」とざわついていました。

東急リバブルに掲載されていたのは、94SWタイプ(3LDK / 94.81㎡のお部屋とのこと。販売価格は……

2億980万円(坪単価 約731万円)

ひょえ〜!

でも元々の分譲価格を調べてみると、こんな感じでした

階数 販売価格(税込) 坪単価(約)
16階 14,820万円 516万円
17階 14,840万円 517万円
19階 14,860万円 518万円
20階 14,890万円 519万円

つまり、約6,000万円の上乗せで売り出されていたことになります。

でもすぐに取り下げられた模様。
この驚きの物件、東急リバブルのサイトに掲載されたのはほんの数日間。
現在はすでにページごと削除されており、詳細は確認できません。

もしかしたら話題になりすぎて取り下げられたのか…?

本来、新築マンションは引き渡し(竣工後)が終わってからじゃないと売却できないはずでは?と思うのですが。

それでも掲載されていたということは、何らかの契約上の仕組みや抜け道があるのでしょうか。
あるいは、仮登記の状態での「売買予約」的な扱いだったのか……?

とはいえ、「普通に掲載されている」ことにびっくり。

最近では、新築マンションを購入してすぐに転売する「フリップ」目的の投資も増えていると言われています。

調べてみると、都心部の新築マンションでは、契約から竣工までの間に価格が上昇し、引き渡し前に転売されるケースが報告されています。例えば、購入価格から5〜10%上乗せして売り出されることがあり、特定の物件では一斉に複数の住戸が売りに出されることもあるようです。

価格の上昇を見込んで買う、という意味では一種の戦略かもしれませんが、一般の購入者にとっては「定価で買えない」ことが大きなストレス。

特に「東急リバブル」のような大手仲介会社が、竣工前のタワマンを当たり前のように仲介物件として掲載していたとなると、「不動産の常識」っていったい何なの?と考えさせられます。

今後もこうした事例が増えるのか、はたまた規制されるのか——。

コメント

タイトルとURLをコピーしました