ハコモノ

駅近タワマン、買えるって!預金を使う決断、そして終活のはじまり

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土曜日、午後。
営業さんから電話がありました。

「倍率はつきませんでした。このままお申込みいただけますよ」

その言葉を聞いた瞬間、心のなかでそっとガッツポーズ。

私が申し込んでいたのは、駅徒歩3分、南向きの中層階。
きっと人気があるだろうと思っていたので、倍率がついたらどうしよう……と、この数日ずっとそわそわしていたんです。

実際のところ、「野村のプラウド」は営業担当者の裁量で申し込み希望者を振り分け、なるべく倍率が出ないようにしてくれると聞いてはいたけれど、やっぱり安心するまでは気が気じゃなかった。

ここ数年ずっと夢だった「駅前暮らし」。
スーパーも病院もすぐ近くで、老後もきっと安心。
その夢が、ついに現実になりそうです。

夜、イモ夫に「現金、けっこう減っちゃうけど不安じゃないの?」と聞いてみたら、「べつに」とひとこと。
うーん、相変わらず動じない人。

我が家はもともと「なにかあったときのために」と、わりと慎重に預金をしてきました。
でも今、それを取り崩してマンションを買うことに、私はあまり後悔がありません。

だって、不動産も資産のひとつ。
いざというときには売却すればいいし、そうなったときに備えて、物はなるべく減らして、いつでも引っ越せるようにしておこうと決めました。

ついでに言えば、これはもう終活の第一歩かも。
「必要なものだけで暮らす」という新しい生活を目指して、ミニマリスト入門です。

人生の終盤に差しかかると、
“持っているもの”より“身軽さ”のほうが価値を持つような気がしてきました。

もちろんまだ契約や引っ越しなど、これから超えるべき山はたくさんあるけれど、
今日はまず、静かに「よかったなぁ」とひと息つく日。

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